日本経済新聞に「てぃだぐるーぷ」が紹介されました2005.02.02
日本経済新聞に大阪三線クラブの「てぃだぐるーぷ」が紹介されました。
沖縄の三線、大阪で学ぶ 〜シニア初心者誘う響き〜
(記事一部抜粋)
大阪市のJR野田駅そば。佐々木忠さん(60)が2002年に開いた三線専門店「佐々忠」の地下スタジオが「大阪三線クラブ」の拠点だ。会員は総勢100人、小学生から70歳過ぎまで年代層は幅広い。習熟度に応じて少人数のグループに分かれて活動しているが、中でも「てぃだ(沖縄の言葉で太陽の意)グループ」は、平均年齢60歳超のシニア九人が集う異色のグループだ。
実はクラブを運営する佐々木さん自身も、熟年世代に三線に目覚めた一人。大阪に生まれ育ち、10年ほど前、初めてその音色に触れて魅了された。建設業を続ける傍ら練習を続け、1999年にファンを募りクラブを設立。現在では指導役を務める腕前だ。
趣味が高じて専門店までオープンさせたが、「クラブは三線が好きだからやっているだけで、持ち出しがなければ御の字。ほかの店で三線を買った人も、もちろん大歓迎」と笑顔を見せる。
てぃだグループの練習は週1回。全員で沖縄民謡を演奏しながら歌い、合間に佐々木さんがアドバイスをする。細かいミスはあるようだが、音も声もそろっており、なかなかのレベルだ。ベテラン中心のグループだと思っていたら、初めて三線を持つ人ばかりで、キャリアは1、2年という。
昨年はグループでライブにも出演。「さすがに緊張したが、自分たちの演奏を聴いてもらえるのは励みになった」。若者中心の三線グループと交流するのも楽しみだ。「今年は楽譜を見なくても歌って弾ける曲を増やしたい」と新たなハードルに挑む。
(経済新聞)
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http://www.nikkei.co.jp/kansai/elderly/24719-frame.html