三線の値段というのは皮の善し悪しもありますが、実は棹(さお)で決まります。先祖代々受け継がれる三線は、棹を受け継いでいるというわけです。おおまかに言うと、高い三線は堅くて重い棹をしています。(写真7)
最初の1本めは高いのを買うべき?
まず安いのを買うべき?
最初にいい音に慣れておいた方がいいという人もいますし、まず安いもので練習して、上手くなったら高いものを自分で選んで買った方がいいという人もいます。では、結局何を基準に選んだらいいのでしょうか?
このサイトでは通信販売もしていますが、本当は自分の耳で聞いて自分の好みの音を奏でる三線を選ぶのが一番です。そしてそれに皮や棹の見た目の好みとティーガー(胴の部分に巻いてある帯)の好みを加えれば、OKです!
三線は同じ音の棹が二つと無いというくらい個性と嗜好の出る楽器です。金額の問題もありますが、ご自分の好みを見つけるためにも、是非、お手に取って弾くことをお勧めします。残念ながらそうできない方でも、佐々忠では良質の三線を厳選して発送しますし、ご購入後も努めてご相談にのります。末永くおつきあい出来る品をご一緒に探していきたいと思っています。
三線の値段は棹(さお)で決まる。
堅くて重いものが高い。